トレーニングチューブと言われる製品には様々な製品があり、どれがいいか迷う方も多いと思います。今回の記事では代表的なチューブの形状、種類、メリット、デメリットやまた自身が本格的なボディメイクをしているのでボディメイク目線で各チューブの解説をしていこうと思います。
目次
筒型トレーニングチューブ
トレーニングチューブというとこのタイプを思い浮かべる方はとても多いのではないでしょうか。『トレーニングチューブ』で検索するとだいたいこの製品が上位に出てきます。
このタイプはチューブの周りに保護カバーがついている物も多いです。
【製品の特徴】
一本一本のチューブが筒状になって中が空洞になっている。基本5本セットになっていて負荷の弱い物から強い物になるにつれ若干チューブが太くなっていく。
製品の先端にはカラビナがついていて付属のアタッチメントを使用して負荷を選び使用する。
【メリット】
・コストが安価
・付属しているアタッチメントが豊富
・腕や肩を鍛えるには使いやすい
【デメリット】
・チューブの筒型の性質上、伸縮の範囲が狭い
・背筋、脚、胸筋は鍛えづらい
【感想】
こちらの筒型のトレーニングチューブは安価で、手軽にトレーニングを始めるにはいいと思いました。付属してるアタッチメントをフル活用すれば基本大体の部位のトレーニングをすることが可能です。初心者のトレーニングにおいては十分だと思います。ただ本格的に筋肥大を狙うには少し不十分かなと。
チューブ自体が空洞になっている形状のためチューブが伸びるピークが早くくる。
そうすると負荷がかかる可動域が狭くなり効果的なトレーニングをするにはかなりテクニックが必要だと感じました。(アンカー位置の微調整や強度の設定など)
エクササイズバンド
長さが約50cmほどの短い輪っか形状のチューブ。一般的にエクササイズバンドと言うくくり。
【製品の特徴】
バンド自体が短い輪っかのデザイン。基本3~5段階のラインナップがありトレーニングのレベルによって負荷を調整できる。
【メリット】
・コストが安価
・下半身を鍛えるのに最適な長さ、形状になっている
【デメリット】
・用途が基本下半身のみに限定される
【感想】
こちらのトレーニングチューブは下半身をトレーニングしたい女性向けの製品というイメージです。長さが50cmとかなり短めなのでどうしてもトレーニングの幅が限定的になるかなと。
ただ逆に下半身を鍛えるには最適な長さ、形状になっているので下半身を集中的に鍛えたい方にはおすすめだと思います。
レジスタンスバンド
一番ラテックス素材の使用率が多く、かなり汎用性の高いトレーニングチューブ。長めの輪っかの形状。一般的にはレジスタンスバンドという名称の製品。直訳すると抵抗バンド。アメリカでは一般的なチューブトレーニングに使用されている。
【製品の特徴】
長さが約108cmほどのループ型のトレーニングチューブになっている。ラテックス素材が一番多く使用されているため原価が高くセットではなくバラ売りされているケースが多い。ウエイトトレーニングへの応用や単体でのトレーニングにもは幅広く使用できる。
【メリット】
・行えるトレーニング種目が一番多く汎用性が非常に高い
・ウエイトトレーニングの負荷調整やサポートとしても使用できる
・ラテックスの使用率が一番高いため、伸びるにつれての負荷のかかり方が緩やかで広い可動域でトレーニングが可能
・二重にして使用すると倍の負荷にできる、できる種目が増える。
【デメリット】
・ラテックス素材が一番多く使用されているため、コストが高い
・レジスタンスバンド用のアタッチメントが少ない
・素手で使用すると手を痛めやすい
【感想】
幅広く本格的なトレーニングしたいなら間違いなく一番使いやすいバンド。ただ日本ではあまり流通していないのが印象。この形状のバンドにもう少しアタッチメントがあればかなり使いやすくなると思う。トレーニングチューブとしてはこのレジスタンスバンドのタイプがかなり汎用性が高く様々な応用などこれからの可能性を感じたため製品化しました。
二重にして使用することもでき細かい負荷設定やさまざまな種目への応用ができる。
その他
特殊な形状の物。限定的な使用用途としてつくられているタイプになります。
まとめ
代表的なトレーニングチューブの形状について解説しました。トレーニングチューブで行うトレーニングは可変抵抗性のトレーニングとなりダンベルとはまた違った刺激の入り方になります。
初動では弱い負荷→伸ばしきった時に一番力が入るポイントが最高負荷となります。そのため関節などを傷めにくいトレーニング法です。また持ち運びも容易で使用するシーンを選ばないのも魅力的だと思います。
今後のトレーニングライフの参考になると嬉しいです。
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